鈴木はベーシックなOath、鳥海は前述の通りStackerである。
鈴木は《ドルイドの誓い/Oath of Druids》さえ出すことが出来れば勝てるが、この引きの神様を眼前に据えて引けるだろうか?期待して見てみよう。
1ゲーム:鳥海先行
《Mox Jet》《Mana Crypt》《宝石鉱山/Gemstone Mine》から《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》と《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》をプレイする爆速スタート。しかしこのスタートにも鳥海は満足がいってないようである。( ゚д゚)ポカーン
鈴木も《島/Island》《Mox Jet》、《Mox Sapphire》といいスタートをするが先の鳥海には霞んでしまう。なんとも理不尽な引きだ。しかしそれも《ドルイドの誓い/Oath of Druids》が出てしまえばひっくり返せるはず…なのだが、ここでまた鳥海のライブラリーのトップから《Mishra’s Workshop》が。引きすぎだろ。
その後《知識の渇望/Thirst for Knowledge》を撃ち《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》を捨て、《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》で《モックス・ジェット/Mox Jet》とトレード。なんともシャークな行為だろうか。しかしここで鈴木も《直観/Intuition》から《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を3枚。素早く自分の場にキャストする。もちろん《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》からマナを出して。
鳥海は《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》の能力で相手のMox’sをちまちまと除去しながらカーンと果樹園のトークンで殴りだす。
ここで鈴木のアップキープにオースの能力を解決し、《夜のスピリット/Spirit of the Night》降臨。だが、うかつに殴れない。鳥海の《修繕/Tinker》を《対抗呪文/Counterspell》するものの、《巨大戦車/Juggernaut》と《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》が止められない鈴木。
ここで《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を解決し《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》降臨か!?と思われたが《ドルイドの誓い/Oath of Druids》起動なし。なんと《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》はハンドにあるようだ。鈴木無念。
2ゲーム:鈴木先行
鳥海:
out:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》《三なる宝球/Trinisphere》
in:《虚空の杯/Chalice of the Void》2
鈴木:
out:《衝動/Impulse》《対抗呪文/Counterspell》《誤った指図/Misdirection》《露天鉱床/Strip Mine》
in:《地の封印/Ground Seal》《魔力流出/Energy Flux》
《Tropical Island》からのまずまずなスタートの鈴木。一方鳥海は《宝石鉱山/Gemstone Mine》から《虚空の杯/Chalice of the Void》をx=0でキャスト。なかなか怖いプレイである。
その後鈴木は《渦まく知識/Brainstorm》で手札を整えていくが、ここで鳥海が一言、
『《虚空の杯/Chalice of the Void》でmoxおけねーよ』
自分の首を絞めてしまったが、オース対策の《浄化の印章/Seal of Cleansing》をしっかりプレイ。鈴木も《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》から《島/Island》をセットする。
そしてまた鳥海がライブラリトップから《Mishra’s Workshop》。本当に8枚入ってるんじゃないのか?と思わせるほど都合良く引きすぎる馬鹿さ加減。この男、右手が《吸血の教示者/Vampiric Tutor》と化している。
そこからマナをひねり出し、《虚空の杯/Chalice of the Void》をx=2でキャスト。これは《ドルイドの誓い/Oath of Druids》が置けなくなるため《対抗呪文/Counterspell》。しかしここでサイドインした鳥海の《赤霊破/Red
Elemental Blast》が痛烈に突き刺さる。残念無念、鳥海のx=2の《虚空の杯/Chalice
of the Void》が通ってしまった。
さすがにその後に《魔力流出/Energy Flux》を通しても、《浄化の印章/Seal
of Cleansing》を安心して使えるわけでありまして。《巨大戦車/Juggernaut》と《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》のトークンで撲殺。鈴木無念のストレート負け。